さあ、寒中見舞いのメッセージを友人にどのように伝えるべきか迷っていませんか?
「熟知した友人との間柄でも礼節は必要」と言われますが、せっかくのメッセージが固苦しく見えてしまう経験はありませんか?
それならば、私たちの想いに共感できるはずです。
もっとライトで自由気ままなメッセージが作りたいと思いませんか?
それでは、以下で友達向けにフレンドリーな寒中見舞いの言葉の例を一緒に見て行きましょう。
冬季のあいさつカードの適用と制作ガイド
まずはじめに、以下の様々な状況において、冬季のあいさつカードを送ることが考えられます
・冬の厳しい季節への心からのあいさつ
・予期せぬ喪中の相手からの年賀状への反応
・喪中の理由で年賀状が出せなかった人への新年のあいさつ
・年賀状の送付が遅くなり、その時期が過ぎてしまった場合のあいさつ
・年賀状の返信をその期間内に送ることができなかった場合のあいさつ
・受け取った寒中見舞いへの返礼
この記事では、上記のシチュエーションの中で最も一般的な冬の厳しい期間へのあいさつと、受け取った年賀状に対する感謝のメッセージについて詳しく説明していきます。
冬季のあいさつカードの一般的な構成を理解することから始めましょう。
添えたい内容を事前に確認しておくことが大切です。
1.冬季のあいさつ
2.季節のあいさつ
3.年賀状への感謝のメッセージ
4.最近の個人的な出来事の共有
5.今後の交流に対する期待の表明
6.相手の健康への関心を伝える言葉
7.日付
上記の項目全てを記述する必要はありません。
配送先やその時点での状況に応じて、必要と感じた項目を選んで記述してください。
堅苦しさを解消する、軽やかな文体のコツ
友達へのメッセージを緩やかにしたい、と感じることがありますよね。
でも正確に何が堅苦しいと感じるのでしょうか。
以下に、フォーマル過ぎると思われる文例をいくつか挙げてみましょう。
・「寒さ厳しいこの頃如何お過ごしでしょうか」
これは、「厳寒の折」などと同様に冬季を指すフレーズです。
書簡でよく使われる表現で、古風でフォーマルなイメージがあります。
寒い季節への配慮を示すフレーズは、少し言葉を変えるだけで印象が大きく変わります。
「このところ寒い日が続いていますね」や「初春とは思えない寒さが続いていますが」などと言い換えると、もっとラフな雰囲気になるでしょう。
・「最上の健康を心より願っています」
これは、簡単に言うと「ご健勝」を指します。
季節の挨拶などでよく使われるフレーズですが、特にカジュアルな印象はありません。
もしひとつ下のレベルのカジュアルさを求めているなら、「元気でいてくださいね」などの言い方が良いでしょう。
・「今年も何卒親しくしていただけますようお願い申し上げます」
このフレーズは、古めかしく丁重な「ご厚誼のほど」を意味します。
新年の挨拶には適切ですが、ちょっと堅苦しい印象を与えるかもしれません。
相手との関係性を考慮に入れ、「今年も楽しい時間を過ごせるといいですね」などと言い換えるのも一考です。
カジュアルに伝えられる寒中見舞いメッセージ
ここには、友達に向けたリラックスしたトーンの寒中見舞い文があります。
シーズンの挨拶として
寒い日々に暖かな挨拶を送ります。
立春の名前には騙されず、実際にはまだ冷たい日々が続いている中、皆さん元気にお過ごしでしょうか?
我が家の一同も風邪を引かずに元気に過ごしています。
まだ寒さが厳しい日が続きますので、くれぐれも体調管理をお怠りなく。
令和○○年 1月
カジュアルな冬の挨拶の一例
厳しい寒さの中、挨拶をお届けします。
新年はどうでしたか?のんびりと過ごすことができましたか?
寒さが厳しくなっていますので、体調不良に注意してください。
暖かくなったらまた一緒に旅行するのも良いですね。
令和○○年 1月
新年への感謝の言葉
新年のご挨拶をお送りいただいた皆様へ、初春が過ぎてしまった今、冬のお見舞いとしての返答を考えています。
台無しになった返信のタイミングと、感謝の意を込めて。
冬の中お見舞い申し上げます。
新年に頂いた心温まるご挨拶、深く感謝申し上げます。
冷え込む季節が続いておりますが、皆様の健康状態はいかがでしょうか?
どうぞ体調を崩さぬよう、お気をつけてください。
本年も皆様にとって素晴らしい一年となりますようにお祈りいたします。
令和○○年 1月
よりカジュアルな新年の感謝の表現は以下のようになります。
冬の中お見舞い申し上げます。
新年のご挨拶を頂きつつ、私の遅れた返答にご容赦ください。
これから寒さがましてまいりますが、どうか体調を崩さぬよう、ご自愛ください。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和○○年 1月
終わりに
寒中見舞いは、寒い冬期を乗り切るあたたかいメッセージになるものです。
また、喪中により新年のあいさつがなされなかった場合、新年の祝いの言葉を贈った人々への感謝の意を示すためにも使用されます。
敬語を使用した礼儀正しい表現でも問題ありませんが、普段から交流がある人に突如として固い表現のメッセージを送ると、少々違和感が生じるかもしれません。
そのため、自分の気持ちが伝わるように、ちょっとした工夫を加えて素直な言葉を選ぶと良いでしょう。
硬い公式な調子を避け、もっと人間らしさのあふれる文章にしましょう。