
⬆⬆mainichi.jpより
音楽家の坂本龍一(さかもと・りゅういち)さんが死去したことが4月2日に判明しました。 年齢は71歳でした。
坂本さんの日本のマネジメント会社である「キャブ」も「坂本龍一が去る2023年3月28日71歳にて永眠いたしました」と発表しております。
さらに「癌の治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした」と公表しております。
www.sponichi.co.jpより
坂本龍一さん(71)の死因は何?
2014年に中咽頭がんと診断され、治療後は症状が抑えられていました。しかし、2020年6月に直腸がんと診断され、治療しなければ余命半年の宣告をうけていました。手術では、最初にがんが発生した原発巣と肝臓2カ所、転移したリンパ腫瘍、さらには大腸を30センチも切除しています。両肺に転移したがんを摘出するなど、1年で6回もの手術を受けていました。その後は通院して投薬治療を続けてきたようです。
全身をガンに蝕まれていたのが原因ですね。
何年もの闘病生活を想像すると、なんだか辛いです・・・
natalie.muより
坂本さんのマネジメント会社である「キャブ」の報告全文を載せておきます。⬇⬇
ご報告
わたくしども所属の音楽家/アーティスト 坂本龍一が去る2023年3月28日71歳にて永眠いたしました。謹んでご報告申し上げます。
2020年6月に見つかった癌の治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした。
これまで坂本の活動を応援してくださったファンのみなさま、関係者のみなさま、そして病気治癒を目指し最善を尽くしてくださった日米の医療従事者のみなさまに、あらためて深く御礼申し上げます。
坂本自身の強い遺志により、葬儀は近親者のみで済ませておりますことをご報告したします。また、弔問、ご香典、ご供花につきましても謹んで辞退申し上げます。
最後に、坂本が好んだ一節をご紹介します
Ars longa, vita brevis
芸術は長く、人生は短し
惜しい人こそ早く亡くす
「芸術は長く、人生は短し」かぁ~・・・
優れた作品は末永く後世に残り評価も年々上がっていきますけど、それを生み出した本人が短命に終わることが多いですよね。
坂本さんの71歳という年齢が短命だったのかどうかは分かりませんが、「最期まで音楽と共にある日々でした」とのことでしたから、元気であればもっと活躍し続けておられたのかなと思います。
やはり惜しい人こそ早くに亡くすってのは「世の常」なんですかね。
幅広い交友関係
www.sponichi.co.jpより
ご覧の通りの交友関係。錚々たる顔ぶれですよね。
すでに天国に旅立っている方もおられます。
あの世とこの世の両方から「まだ早いよ!」と言われているのではないでしょうか。
人生の価値の1つは、「最期にどれだけの人が泣いてくれるか」だとも思います。
坂本龍一さんのご冥福をお祈りします。 71年間お疲れ様でした。 そして、ありがとうございました。